隣のおじさん

先日、隣のアパートに住んでるおじさんがたぶん亡くなりました。

おじさんは70代くらいだったのかな〜。よくスズメにおコメをあげていて、しかしスズメがおコメをねだると説教をするんです。ツンデレ…!

部屋からはNHKの番組の音とか暴れん坊将軍の音とかが聞こえてきてて、出かけるときにはナップサックを背負って鼻歌?詩吟?的なのを口ずさんでいました。

そんなおじさんの様子に洗濯物を干しながらよくほっこりとしたものです。

1年前くらいからなんか痩せたし白くなったなあと思っていたら、昨年末にはすっかり姿を見かけなくなりました。

今年に入って一度だけチラッと見かけたのですが、ますます細くなっている…。ある程度の年齢のいった人が痩せると心配ですよね。

そんで2月に入ったある日、めずらしく親戚っぽい人たちがわらわらとおじさんの部屋に出入りしていたのですが、それから数日の間にゴミがまとめられ、家財が運び出され、表札がなくなりました。あっという間!

おじさんがもし今も施設とか病院とか親戚のお家とかで暮らしているんならそれがいいな〜って思うけど、たぶん違うんだろうなって気がしています。

どちらにせよ私がおじさんに会えることはもう無いし、おじさんにはこの数年間ほっこりタイムを提供してもらったので、そんなおじさんのことをたまに思い出したいな〜と、こんな日記を書いた次第です。

 

パクチーばばあ